事例:SAFFAIRE SKY ENERGY 様 後編

コーポレートロゴができるまで 
プレゼンテーション編

SAFFAIRE SKY ENERGY 
Corporate logo

後編

プレゼンテーション

左奥から 
日揮ホールディングス株式会社 サステナビリティ協創部 植村文香氏、プログラムマネージャー 西村勇毅氏
コスモ石油株式会社 企画部 次世代事業推進グループ長 山本哲氏、佐藤裕平氏
株式会社レボインターナショナル 炭素源循環推進部 アドバイザー 豊崎昌男氏


いよいよプレゼンテーションの日。全力を出し切ったという思いと、お客様は満足してくださるだろうか?という不安と、2つの気持ちが交錯する時間です。ご提案したのは、この4案。

想いをカタチに 4つのデザイン

A つなぐ

躍動感のある3つのラインは3社を表現しています。 油のバトンをつなぎ、サファイアの「S」が浮かび上がるデザインです。 メビウスの輪を想起させるフォルムで、国内資源循環が続く社会をイメージしています。 3社が強固に結ばれ、脱炭素を目指す強い意志を表しています。

B 先駆者

ブレずに真っ直ぐに進んでいく決意、新しい時代へ進む矢印です。 国内SAFの先駆者として、業界の先頭を走る姿をイメージしています。 廃食用油収集から精製そして飛行機へ、国内資源循環への願いを「S」の形で表しました。 未来の空がますます青くなりますように。

C 青空

飛行機の窓から見た青空。 飛行機の翼、白い雲をアクセントにして、「S」が浮かび上がります。 SAFという次世代エネルギーにより 「未来もずっと青空が続くように」という願いを込めました。 社名に込めた想いを視覚化し、脱炭素への揺るぎない意志と、未来への願いを込めています。

D 日本国産

日本の象徴「富士山」をモチーフにしました。 「S」のマークは、脱炭素という頂きを目指し登っていく道であり、 美しい自然を守るための資源循環を表しています。 困難な道のりを必ず登り切る、という決意を力強いフォルムでデザインしました。

ディスカッション





以上の4案をご覧いただきながら、ディスカッションが始まりました。カラーやグラデーションについて、このデザイン案が何に見えるか、なぜこのデザインになったのかなど、色々な質問や感想が飛び交いました。印象的なお話として「ロゴを見ながら、その由来を聞くことはあるけれど、ロゴを決めるために説明を聞くのは初めてです」という言葉。ワクワクしながら聞いてくださっていることは、嬉しいことです。
ロゴはさまざまなシーンで使われるものなので、大きくなっても、小さくなっても視認性を保てることを考えてデザインしていますが、お客様からも「例えば、看板など大きくなったり、名刺になったらどう見えるだろう?」というご質問もいただきました。

ツール展開





私はいつも原寸の名刺見本をご用意しています。手に取るとリアルに感じられるからです。名刺とともに、看板やポスターになった場合、どのように見えるかイメージビジュアルもお持ちして、見ていただきました。 「どれが一番、我社のイメージに合うか、一般の方が目にした時、どんな印象を持つか、、、」当然、どのお客様も悩まれます。

そして、決定したのがこちらのデザインです。


コーポレートロゴの決定





このデザインに決定した理由は、資源循環を現している点、マーク単体になった時の視認性などが評価されたそうです。 デザインのブラッシュアップと打ち合わせを重ね、完成しました。

マークの傾きは、飛行機が離陸する際の角度(15度)であり、「SAFで飛行機を飛ばす」というお客様の事業への強い想いを表現したものです。SAFFAIRE SKY ENERGYの事業が離陸し、大空に飛び立ちます。私たちの暮らしや環境に関係する、大切な事業。これを機に「SAF」に関心を持っていただけたら幸いです。

SAFFAIRE SKY ENERGY コーポレートロゴ >


官邸国際広報室の動画(1:50〜)に、SAFFAIRE SKY ENERGY様の取り組みが紹介されています。
ぜひご覧ください。

https://youtu.be/W4WB0nO-_II


官邸国際広報室の動画(1:50〜)に、SAFFAIRE SKY ENERGY様の取り組みが紹介されています。 ぜひご覧ください。https://youtu.be/W4WB0nO-_II

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